このアニメを見たいがためにNHKプラスに登録しました

皆さまこんにちは、藍蓮花です。

日曜の深夜、テレビを見ていたら不思議なアニメに遭遇しました。

赤ちゃん本部長？！

ある会社の営業本部長(47歳)が、ある日突然赤ちゃんになってしまうお話。
5分間の短編アニメ全8話の一挙放送でした。

赤ちゃんになったといっても、見た目だけ。中身は47歳の武田本部長は、部下たちにお世話されながらお仕事を続けます。
抱っこされたり、ベビーカーに乗せてもらったりして、取引先にも行っちゃいます。

武田本部長の会社の人々は、初めは戸惑いながらもわりとすんなり赤ちゃん本部長を受け入れてくれます。でも、取引先の中には頭が固い人もいて、「赤ちゃんに仕事なんかできるわけない！」と拒絶されてしまったり。

8話を通して見ているうちに、この作品に込められたメッセージが伝わってきます。
簡単に言ってしまうと、多様化した現代社会、古い価値観で物事を決めつけてはいけませんよということなんじゃないかな。それを登場人物それぞれの描写でじんわりと表現されています。

武田本部長の声を演じているのは、俳優の安田顕さん！もともと好きな俳優さんですが、この作品で改めてヤスケンさんの声の良さ、かっこよさをひしひしと感じました。まじで痺れます！
そしてエンディング曲を歌うのはヒャダインさん♪
5分間のアニメが終わるたびに曲が流れるというヘビーローテーション効果で歌えるまでに覚えてしまいました。
なんですかこのアニメは。私の好きな人だらけじゃないですか！

NHKの5分間アニメといえば、2016年の「オトナの一休さん」も面白くて好きでした。

声の出演は、一休宗純が板尾創路さん、兄弟子の養叟が尾美としのりさんなど、これまた豪華なメンバーでした。
一休さんが禅問答する時に言う「そもさん、せっぱ！」のせっぱとは説破であることをこの作品で知りました。そこからさらに調べて、そもさんとは什麼生(または作麼生、怎麼生とも書きます)であることも知りました。中国語由来だったんですね。

すっかりお気に入りの「赤ちゃん本部長」ですが、実は見始めたのは4話の途中からで、なんとしても1話から見たい…ということで！

NHKの番組をパソコンやスマホで視聴できるというNHKプラスに登録して、アプリをインストールしたので、なんとか1話から見ることができました。
リアルタイムではなかなか見られないあさイチなんかも視聴できて、ほんとに便利な世の中になったものですね。

しかし、NHKプラスで番組を視聴できるのは日本国内だけ。海外からは利用できません。日本にいる間だけ楽しむことにします。